MACでNTFSを読み書きする

最近のMS Office 2007事件*1のせいで、我慢ならん。もう完全にMACへ移行したくなったのである。とはいえ、会社のXPに山ほどは行っているデータをコピーするなんてやっていられないし、そもそもUSBのHDDに自動コピーしているので、これさえあれば何も困らないのである。

ところが、問題はこのHDDがNTFSでフォーマットされていることなのである。もともとNTFSだったし、サイズがでかすぎるからほかのオプションは考えものだし。まあ、そのまま使っているのだが、MACにつなぐと、読み込みしかできない。これは困るのである。暫定で使うのなら、ローカルにコピーしてから編集、あとでまとめて、Parallels上で動作するWindowsから書き込みをするというトロイことも我慢できないことはないのだが、常用にするとそうも行かない。というわけで、一度トライしたのだが、不安定なのではずしてしまったものをもう一度試すことにする。

これを実現するには、2つのソフトウエアが必要である。まえは、1つのソフトはソースコードだったので、コンパイルしなければならなかったのだが、有志がバイナリーで配布してくれるようになったので、簡単にできてしまうのである。

  • MAC Fuseをインストールする。

http://code.google.com/p/macfuse/ から、ダウンロード。Tiger (10.4) と Leopard (10.5) ではバイナリイメージが異なるので注意しよう。ダウンロードの後に、セットアップするだけ。ものすごく簡単。再起動も必要ない。

で2つ目。これが、ソースコードしかなかったやつであるが、今はDMG形式が落ちているので簡単。

  • ntfs-3gをインストールする

http://macntfs-3g.blogspot.com/ からダウンロード。そしてセットアップ。最後に再起動しておしまい。簡単である。

一つ注意事項。Windowsで使っているときに、USB HDDを正しくイジェクトした後にMACにつながないとntfs-3gにおこられます。(マウントに失敗します)強制マウントもできますが、結構脅かしてくる(データが消えるかもよ)ので、一度ParallelsからWindowsを起動して、ディスクを正しく停止させてから、MACに戻しました。これで正常です。

結構なスピードで読み書きできます。めでたしめでたし。行けそうだったら移行してしまいます。


注意事項其の2(3/15/2008)どうも、連続してReadすると、転送速度が不安定になることがある。ビデオのデータとかをUSBのHDDにいれて、MACで再生させるとコマ落ちやら、スローになったりしてしまう。今後のバージョンアップに注意しておかなければならないかも。

*1:最近会社のPCをOffice 2007にバージョンアップしたのだが、考えられないほど遅い上に、UIが変わり果てていて使いづらい