本場中国から現れたマッサージ師

昨日、奇跡の人参で気を良くした私は、ついいつもの鍼屋さんへ電話をしてしまった。夕方4時の予約である。行ってみると、いつものおじさん(マネージャと称する男で、鍼もマッサージもできない)とおばさん(鍼師)がいた。娘らしき若い女の子もいつものようにパソコンぱちぱちやっていた。

数分前に到着するとおばさんが、

今日ね、中国からマッサージ師が着てんのよ。彼はすごいのよ。まだ近くにいると思うから呼んでみようと思うんだけどどうかしら?

と。

おぉ、なんだか運が自分に回ってきたのか?これは手術も回避か?などと思いつつ、「よろしゅーたのみます」と呼んでもらったのだ。で、待つこと20分ほど。本場中国のマッサージ師現る!

そしてこの男、なにやら中国語でおばさんと会話を始める。私の腰や足の上体について説明しているようだ。何を言ってるのかはもちろんさっぱり分からない。

まず、鍼スタート。本場中国の男は、鍼を刺す位置など、アドバイスをしているようだ。刺すたびに試しながら指圧などを試みている。なんだか期待する私。

鍼終了。途中でヒーターが熱くなりすぎて(鍼をしているときは、ヒーターを近づけることが多い)呼び鈴で助けを読んだものの、無事に終了。そして、本場中国の男が、マッサージを始めるのだ。

痛いっての!

あのですね、痛いなんてもんじゃないですよ。ものすごい力(そして鼻息)。洒落になりません。うぎぁー、うごぅぁーと規制を発生する私。心配になっておばさんもちらちら見に来るものの、本場中国の男は手を休めません。痛いってばよ。

で、1時間ほど強烈な指圧をくらい、帰宅。ものすごい疲労感。さてどうなるかと、若干期待しながら起きた本日。

まだ痛いじゃんか!

これは失敗なのだろうか。本場中国の男、数回はマッサージしないと直せないといい、月曜日の夜にもう一度予約をしてみた。さあ、どうなるか。

明日は、病院の看護婦からも電話をもらうことになっているのだ。ちょっと外科医に聞きたいことやら、手術の予約状況やらを確認したくて。状況から判断すると、おそらく手術はスケジュールが詰まっているものと思われる。